Archive for 10月, 2016

自然素材と暮らす家

我が家の家造りは、素材に注目して、快適な暮らしを得ると共に家族の健康をしっかり維持できる住まいを目指したのです。近年、住宅の高気密・高断熱化が進み、化学物質を含有した建材が多く用いられています。それによって室内の空気が汚染され、そこで住む人の健康を損なってしまうことがあるのです。せっかく購入したマイホームが家族の健康を損なってしまうような住まいになってしまっては意味がありません。

そこで我が家は、床材、建具、柱、階段、手すりにいたるまで無垢材を使用しました。地元の杉を使用したため木材利用ポイントの補助金もありお得に家造りを進められたのです。特に肌が直接触れることが多い床材は浮造りの床にして、触感を大事にしたのです。浮造りとは、柔らかい部分を磨きながら削ぎ落として木目を浮き上がらせ、見た目にも美しく、肌触りを良くしてくれるのです。あえて塗装をせずに木の香りが漂う室内にしました。

無垢材の床は、夏でもサラサラした肌触りですし、冬でもヒヤッと冷たい感触がないので一年を通して裸足で暮らしたくなるほどです。合板フローリングに比べて割高な素材ではありますが、その分魅力もたくさんあるのです。

そして壁には漆喰を用いました。暖かな肌触りと温もりを与えてくれ、十分な強度を保つことができます。化学接着剤や化学塗料を全く使用していないので、とても体に優しく安全な壁材と言えるのです。夏は湿気を吸収し、冬は水分を供給して湿度調整を行います。これは日本の家屋に最も適した壁材であると言えるのです。素材にこだわることで快適な住まい、そしてそこで住む家族の健康をしっかりと守れる住まいとなるのです。