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動線に配慮した収納スペース

家造りを行う大部分の人が収納に力を入れることと思います。収納は一か所に大きな収納スペースを設けているだけでは満足度に繋がりません。もちろん大型の収納庫があると便利ですが、必要な場所にきちんと必要な物を収納できるようにしておくことも大事です。物を収納できるだけでなく、収納している物を出し入れしやすいようにしておくことも大切です。

そこでまず場所によって、どれだけ収納しておきたいものがあるかを把握することが大事です。それに合わせて収納スペースを確保します。加えて動線に配慮して収納スペースを設けることを忘れてはいけません。

例えば、玄関と洗面室の間にウォークスルークローゼットを設けます。そうすれば、帰宅してこのクローゼットに着ていた上着やカバンをしまい、その先の洗面室で手洗いを行い、リビングへ向かいます。帰宅してからリビングまで住宅内を行ったり来たりする無駄な動きがなく、スムーズに移動ができるのです。帰宅してリビングに直行すると外出先で着ていた上着が脱ぎっぱなしになっていたり、カバンが床に散らかり、手洗いへ行くのも面倒になりがちです。リビングに物が散らかるのを解消させるために、そして手洗いがスムーズに行えるように玄関とウォークスルークローゼット、洗面室、リビングと動線を意識するのです。

また、家事を行う上でキッチンと洗面室は一日何度も行き来を行います。この二つの空間を繋ぐ形でウォークスルー収納を設けます。通路の片側をキッチンパントリーとして、もう片側を洗面クローゼットとして利用すれば、行く先で必要な物をサッと取り出し利用できるのです。動線に注目して収納スペースを設けことでより満足度の高い住まいとなるのです。