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庭の照明

住まいを新築する時、「庭付き一戸建て」というのを夢見ます。しかし、日本の市街地ではなかなか庭を持つことはかないません。庭と呼べるようなまとまった土地はなかなか確保できなくても、敷地と住まいの間に、ちょっとした空きスペースができることがあります。そこを利用して、坪庭をつくることで、外観がぐっと良くなります。さらに、自分の家だという個性を表現し、温かい雰囲気を出すために、外観にも気を配ることが大切になります。

私の妹が住まいを新築するために確保した土地は、市街地の住宅密集地にありますから、そんなに広くありません。そんな土地に、住まいを建てると、庭などは望むべくもありません。ただ、敷地いっぱいに住まいを建てると、圧迫感だけでなく、採光や風通しにも大きな影響を与えてしまいます。そこで、あえて、東南の角を開けることにしました。隣家が迫っていますので、普段、世話をしにくいということもあります。普通の庭というのでなく、隣家との境界付近に、高めのフェンスをつくり、坪庭を作ることにしました。

フェンスは、視線を通さないけれど、光を通す半透明のポリカーボネイト材のものを選び、地面には御影石の板と柔らかな桜色の砕石で、市松模様を作りました。最初は、ここにシンボルツリーを植えようと思いましたが、鉢植えの花を置こうと思いました。そこに、信楽焼の庭園灯を設置しました。季節によって、鉢植えやプランターの花を変えたり、レイアウトを変えたりすることで、楽しむことができます。クリスマスの時期には、ライトアップも考えています。

広い庭があると、うれしいのですが、坪庭という限られたスペースだからこそ、工夫したり、楽しんだりすることができます。広い敷地が確保できないからと言って、諦めないで、限られたスペースでも、楽しむことも大事です。